アンスリウムの1種(Sect. Semaeophyllium)
らん展2018購入品その③
×蘭じゃない
[サトイモ科/産地不明]
葉が深裂するアンスリウムです。
A. pittieriとして購入したものですが、該当する種を検索してみてもInternational Aroid SocietyやPlantsillustrations.orgで出てくるのは切れ込みのないシンプルな葉のものばかり。
どうやら明らかに別種のようです。
僕が購入したところともうひとつ別の業者でもこの名前で扱っているようですが、このアバウトさがいかにも南米の業者らしいですね。
植物ガチャは嫌いじゃないよ、モヤッとするけど(笑)
この深裂した葉からはA. draconopterumなどが連想されました(改めて見ると全然似てないな)が、このアンスは節間が伸びるタイプであり、根茎が詰まるドラコノプテラムとは縁遠そうです。
形態からいくとA. truncicolaあたりと酷似しているのでSect. Semaeophylliumに属しているのはほぼ間違いなさそうですが、まぁアンスリウムなんて似たようなのたくさんだし、このアンス自体の産地もわかんないからそれ以上はどうしようもないですよね。
しかも先ほど挙げた業者はトランキコラも扱ってるのでそっちとはしっかり区別されているという…。
by kied0406
| 2018-02-25 11:41
| 植物